お線香は故人やご先祖様への供養のために焚かれる大切なものですが、1日に何回あげるのが適切なのか迷う方も多いでしょう。仏教には宗派ごとに異なる考え方がありますが、一般的な習慣について解説します。
目次
お線香をあげる基本的なタイミング
お線香をあげる回数に明確な決まりはありませんが、一般的には以下のタイミングで行うことが多いです。
朝のお勤め(朝のお参り)
朝起きた後、仏壇の前で手を合わせる際にお線香を焚きます。
新しい一日の始まりに、ご先祖様や仏様に感謝を伝える意味があります。
夕方や就寝前のお参り
一日の終わりに、無事過ごせたことを感謝し、お線香をあげます。
特に家族の安全や健康を祈る方も多いです。
食事の前後
亡くなった方が生前好きだった食事を供える際や、食事前にお線香を焚く習慣もあります。
故人の命日や特別な日
四十九日や年忌法要、故人の誕生日など、特別な日にお線香をあげることで、供養の気持ちを表します。
宗派による違い
宗派によってお線香をあげる回数や方法が異なることがあります。
浄土宗・浄土真宗
基本的に1本または1束を寝かせて供える。
曹洞宗・臨済宗
3本立てることが多い。
天台宗・真言宗
1本または3本供える。
しかし、日常の供養では1本でも十分とされています。
まとめ
お線香をあげる回数には厳密な決まりはありませんが、
朝・夕の1日2回を基本とし、
食事前後や特別な日にもあげるとより丁寧な供養となります。
重要なのは、形式よりも「故人やご先祖様を思う気持ち」です。無理なく、自分の生活スタイルに合わせて供養を続けていきましょう。

