お仏壇は、ご先祖様や故人を供養し、日々感謝の気持ちを伝えるための大切な場所です。神聖な空間であるからこそ、守るべきマナーや避けるべき行動がいくつか存在します。
知らず知らずのうちにタブーを犯してしまっていることもあるため、「お仏壇に絶対にしてはいけないこと」についてご紹介します。
目次
お仏壇にしてはいけないこと
仏壇に不浄なものを置く
仏壇は清らかな場所です。
不浄とされるものは、置かないようにしましょう。
・肉や魚などの生もの(※宗派によっては避けるべきとされる)
・アルコール類(仏教では禁忌とする宗派も)
・汚れたままの花や枯れた供花
特に枯れた花をそのままにするのは、運気を下げるとも言われています。
仏壇の上に物を置く
仏壇の上に日用品や荷物を置くのは厳禁です。
仏壇は故人や仏様の住まいともされる神聖な場所であり、上に物を置く行為は無礼にあたります。限られたスペースの場合でも、絶対に避けるようにしましょう。
扉を開けっぱなし・閉めっぱなしにする
仏壇の扉は、開けたままでも閉じたままでもNGとされる場合があります。
・日中は開けて手を合わせる
・夜は閉めて静かにお休みいただく
という考え方が一般的です。
ただし、宗派や地域の風習により異なるため、家に伝わるやり方があればそれに従いましょう。
毎日手を合わせない・掃除しない
仏壇はただ飾っておくだけのものではなく、日々手を合わせ、清潔に保つことが大切です。
・ほこりが積もったまま
・花が枯れたまま
・ろうそくやお線香の道具が汚れている
といった状態は、仏様や故人に対して失礼になります。
お掃除は週に一度、供花の水替えやお供えの交換は毎日が理想です。
飾り方・置き方が乱雑
仏具や位牌、供物の並べ方にも一定のルールがあります。
無造作に置くのではなく、以下のようなポイントを意識しましょう。
・ご本尊は仏壇の最奥・中央に
・位牌は世代順に並べる(古いものを奥に)
・仏具(三具足など)は左右対称に整える
整った空間を保つことで、心も穏やかになります。
飾ってはいけないものを置く
意外に多いのが「写真」を仏壇の中に飾ってしまうこと。
一部の宗派では問題視されていませんが、多くの場合は写真は別の場所に飾るのが良いとされています。理由は、仏壇は仏様の空間であり、現世的なものを持ち込むべきではないという考えからです。
まとめ
仏壇に絶対にしてはいけないことは、すべて「故人や仏様への敬意を欠く行為」であると言えます。
不浄なものを置かない、丁寧に扱う、日々の感謝を忘れない——この3つを意識することで、自然と正しい仏壇との向き合い方が身につきます。
大切なのは形だけではなく、心を込めて供養すること。その気持ちこそが、仏壇を通して故人に届くのです。

