仏具供養とは?郵送でも行える?

仏壇

仏具供養とは、これまで使用してきた仏具に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを込め、供養をしてから手放す行為を指します。

仏具は、故人やご先祖様に手を合わせる場に置かれていた大切な道具であり、単なる不用品とは違い「魂が宿る」とも考えられるものです。

そのため、不要になったからといって粗末に処分するのではなく、丁寧な供養を行ったうえで処分することが望ましいとされています。

仏具供養とは何をするの?

仏具供養とは、これまで使ってきた仏具を手放す際に、感謝の気持ちを込めて丁寧に供養する儀式のことです。
仏具はただの道具ではなく、日々の祈りや故人との対話を支えてきた大切な存在です。

特に位牌やおりん、仏像、香炉などは、長年の使用の中で「魂が宿る」とも言われており、処分の際には供養を欠かすことができません。

仏具供養で行う主な内容

仏具供養では、以下のような流れで供養が行われます。

1. 閉眼供養(魂抜き)

仏具に宿るとされる魂や念を抜くために、僧侶による読経を行います。
これは「閉眼供養」や「お性根抜き」とも呼ばれます。
これにより、仏具は“聖なる道具”から“ただの物”に戻り、処分が可能になります。

2. お焚き上げ

閉眼供養を終えた仏具を、清浄な火で焼却する「お焚き上げ」が行われる場合もあります。
火を通すことで祈りや想いを天に返し、仏具とのお別れを意味します。

3. 感謝の祈り

読経とともに、仏具に向かって手を合わせ「今までありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることも、供養の大切な一部です。

供養の対象となる仏具とは?

供養が必要とされる代表的な仏具は以下の通りです。

・位牌(故人の魂が宿るもの)
・仏像、ご本尊、掛け軸
・おりん(リン)
・香炉、ろうそく立て、花立て
・仏飯器、茶湯器など日々のお供え用具
・常花、瓔珞、仏壇の装飾具

※特に宗教的な意味を持つものは、供養をせずに処分すると失礼にあたる場合があります。

この供養を行うことで、仏具は本来の「ただの物」に戻り、適切に処分できるようになります。

仏具供養は郵送でもできる?

現在では郵送による仏具供養サービスも広く行われています。
特に近年は、遠方に住んでいて菩提寺に持ち込めない方や、仏壇・仏具の処分をまとめて行いたい方にとって、郵送供養は便利な選択肢となっています。

郵送供養の流れ(一例)

専用フォームや電話で業者に申し込む

指定の梱包方法に従って仏具を発送

業者または僧侶が供養を実施

希望者には「供養証明書」や「お焚き上げ証明書」が郵送される
※仏具の種類や宗派によって受け入れ可否がある場合があるため、事前の確認が大切です。

まとめ

仏具供養は、仏様やご先祖様と過ごした大切な時間に区切りをつける「心の儀式」です。
手放す理由があっても、感謝と敬意をもって供養することで、心穏やかに次のステップへと進むことができます。
近年は郵送でも丁寧な供養が可能になっており、どなたでも無理なく実践できるようになりました。
仏具とのお別れには、ぜひ「供養」という心のケアを添えてみてください。

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