お位牌とは、故人の霊を祀るための仏具で、仏壇に安置される重要な存在です。
戒名や没年月日が記され、毎日のお供えや祈りを通じて故人を供養します。
本記事では、お位牌の役割や種類について解説します。
目次
お位牌の役割とは
お位牌とは、故人の霊を祀るために使用される仏具の一つで仏壇に安置される重要なものです。
位牌には、亡くなった人の戒名(仏教での霊名)、没年月日、俗名(生前の名前)、年齢が記され、故人を供養する対象として仏壇に飾られます。
お位牌は、仏様の代理としての役割を持ち、家族や親族が故人の霊に対して祈りや感謝を捧げる際に重要な存在となります。
故人の霊を祀る象徴
お位牌は、故人の霊が宿る場所として重要視されます。
戒名や没年月日が刻まれており、供養の対象として日々のお祈りやお供え物を捧げる場となります。
供養の対象
お位牌を通じて故人への供養が行われます。
お仏壇の前でお経を唱えたり、供物や花を供えることで、家族が故人を偲び、心のつながりを保つ役割を果たします。
家族や先祖との絆の象徴
お位牌は、先祖や故人との絆を示すものです。
家庭内で代々受け継がれ、家族の信仰心や先祖への感謝を形にする役割があります。
位牌を通じて、家族全体が一体となって故人を偲び、先祖供養を続けます。
仏教儀式の中心
法要や仏事の際には、位牌は供養の中心となります。
お盆や命日など特定の日には家族が位牌の前に集まり、故人の霊を供養するための儀式が行われます。
このようにお位牌は故人や先祖を祀り、家族が供養するための重要な象徴であり、仏壇の中心的な役割を果たします。
お位牌の種類は?
お位牌には、使用する目的や期間に応じていくつかの種類があります。
以下は主な位牌の種類です。

白木位牌(しらきいはい)
葬儀や四十九日法要まで使用される仮の位牌です。
木製で、装飾が少なくシンプルな作りが特徴です。
仏式の葬儀後から四十九日までの間、故人の魂が宿る場所として用いられます。
四十九日法要が終わった後は、本位牌に移行されます。
本位牌(ほんいはい)
永代供養のために使用される正式な位牌です。
漆塗りや金箔で装飾されたものが多く、戒名や没年月日が記されています。
故人を長期間にわたり供養するため、仏壇に安置されます。
四十九日法要以降、この位牌が使われます。
繰り出し位牌(くりだしいはい)
一つの位牌に複数の故人の戒名を納められる位牌です。
内部に戒名を記した札が複数収納されています。
多くの故人を一つの位牌で供養する際に使われ、主に仏壇のスペースが限られている家庭や、代々の先祖を祀る家庭で使用されます。
夫婦位牌(めおといはい)
一つの位牌に夫婦二人の戒名を彫り込んだものです。
夫婦が一緒に祀られる場合に使用され、個別に位牌を用意する代わりに一つの位牌にまとめて供養することができます。
位牌は、仏教の供養において非常に大切な役割を果たし、それぞれの種類に応じて正しい供養が行われます。

